山尾じゅんき「街頭市政報告会」400回超!

朝晩、市内各所を訪れ市政報告をさせていただき、報告会も400回を超えました。
先々で様々なご意見をいただきありがたく思います。

以下は、報告の要約です。
ご一読いただければ幸いです。

コロナが落ち着いた春。新庄小学校の入学式に行ってまいりました。入学者が30名の2クラス。改めて少子化を実感しました。少子化は社会の大きな流れで、国も重い腰を上げ異次元の少子化対策を行うとしていますが、財源に苦慮しています。新庄市では、今年から学校給食費の第3子無償・第2子半額、医療費無償化は高校生まで拡大しました。保護者の皆様から大変喜ばれております。子育て支援は、大人の役割です。子どもは将来を担う大切な地域の宝です。今後も行政改革を進め、子育て・教育支援、高齢者支援、雇用対策の財源を確保し、さらに前へ進めてまいります。

さて、市民の皆様の関心事は、道の駅です。現在、エコロジーガーデン道の駅については、国と事業協定書を締結し令和7年度のオープンを目指して、事業費約4億円(市予算約1億円)で、トイレ・休憩所・駐車場の整備を進めています。この道の駅は、国の登録有形文化財を活用した全国的にも珍しい道の駅であり、国からも高い評価をいただいております。

また、インターチェンジ付近道の駅については、国に高規格道路を要望してきた延伸同盟会の会長として、道路利用者への利便性向上のため、現在8市町村と関係団体で協議を進めています。新庄市では、将来の財政危機を回避するために大規模な道の駅ではなく、道の駅の認定条件であるトイレ、休憩所、情報案内所のみのコンパクトな道の駅を提案しております。一つの大規模な道の駅で完結するのではなく、情報案内を見て、新庄・最上地域にすでにある道の駅や産直、観光施設などを周遊していただきたい考えです。

大規模な建物や敷地は、建設費だけではなく維持費(除雪費等)も多額です。完成した日から即、維持費がかかります。維持費に補助金はありません。すべて市民の支払いとなります。その支払いは子や孫の代まで、建物がある限り続きます。20年前、大型公共事業が相次ぎ新庄市は大変な財政危機に見舞われました。除排雪もままならない状況でした。

市民の皆さまのご理解とご協力のもと財政再建を果たした今、その財源は、学校給食費の無償化をはじめとする子育て支援や高齢者支援、市民の健康増進のための財源です。なんといっても、除排雪をはじめ、市民生活を守るための財源です。

「市民生活が全てに優先する市政」が大切です。
このところをしっかりと今後とも堅持してまいります。

ご清聴まことにありがとうございました・・・。